いつもありがとうございます、野瀬建築です。
投稿が遅くなりましたが、先日、高田本山のお七夜(毎年1月9日から16日まで7日7夜にわたり営まれる親鸞聖人の報恩講)を兼ねて、年始のご挨拶に伺ってきました。
高田本山、専修寺(せんじゅじ)は、親鸞聖人の教えを受け継ぐ浄土真宗の十派のひとつで、全国に600以上ある真宗高田派の総本山です。
正面にある御影堂・その西側にある如来堂は三重県初の国宝に指定され、また境内に11棟もの重要文化財を抱える壮大な浄土真宗の本山です。
大人気だった津市出身の写真家を描いた映画『浅田家』にも、ロケ地として使われていましたね。
所々に美しい組物や多くの彫刻があり、実物を見ると暫くの間は見惚れてしまいます。
子供の頃から幾度となく見てきた専修寺の建造物を改めて拝見し、先人の高度な建築技術に尊敬と敬意の念を持ちつつ、これからも大工職人として後世に残していける仕事をしていくことが使命だと改めて強く認識しました。
境内にある池には錦鯉が優雅に泳ぎ、また夏には様々な種類の蓮を楽しむことができます。
心癒される境内庭園の奥にある納骨堂にて、住職に年始のご挨拶をさせていただきました。
新型コロナウイルスは、繁栄を極めた人間に対して警告を発しているような気がするとのお話がありました。
いつもは屋台が並び人通りの多い参道ですが、コロナの影響で本当に寂しい新年となりました。
私たちが当たり前だとか常識だと思っていたものの本来の価値観を、一度解体して再構築していく時代に入ったのかもしれません。
今後はコロナの感染リスクはゼロにはならないことを前提に、新しい生活様式を取り入れながら感染拡大の防止に努め、心と体の健康を保てるようにしていきましょう。
先ず、家庭内感染を防ぐにはウイルスや菌を「家の中に持ち込まない」「増やさない」ようにすることが重要です。
帰宅後すぐに手を洗うことがすすめられていますが、屋外や玄関に手洗いスペースを設けたり、玄関に近い場所に洗面所や浴室を設置することも新しい生活様式としてのご提案。
また、玄関にコートやアウターが収納できるクロークを設ければ、ウイルスを部屋の中に持ち込むリスクを減らせます。
そのほか、ヒノキや漆喰など抗菌作用のある建材、ウィルスや菌を抑制したり分解する高機能塗料やクロスを使用すると相乗効果も期待できます。
またコロナ禍でのテレワークの機会が増えたことにより、リビングやお部屋の一角に独立性のあるテレワークのスペースを設けることも需要が高まっています。
このような新しい生活様式を取り入れた家づくりは、今後ますます必要とされるでしょう。
弊社としても今年一年、皆さまの御健康を願いつつ新たな生活様式のご提案をしていきたいと思っております。
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