いつもありがとうございます、野瀬建築です。
長年お世話になっておりますS寺様より、縁側の踏み台設置と手摺り取付のご依頼をいただきました。

S寺様の施主様ご夫婦とは先代からのお付き合いで、棟梁がまだ20歳代の頃からお世話になっています。
棟梁が歳を重ねてきた分、施主様ご夫婦も高齢になられました。

施工前。
縁側の高さが約40cmあり、勝手口代わりに毎日上り下りをするのが厳しくなってきたそうです。

物置の高さも調節するため、一旦移動させます。

ブロックで基礎を作っていきます。
勿論、アンカーボルトを入れて強度を高めます。

水はけを良くするために勾配を付けながらセメントで基礎を固めていきます。

画像ではわかりにくいですが、基礎に砕石と補強材としてワイヤーメッシュ(金網)敷いて強度を高め、セメントで固めます。


最終的にモルタルで仕上げていきます。左官職人の腕の見せ所ですね。

踏み台に上がりやすいよう、手摺りを付けていきます。
設置前に、施主様に高さを確認していただきます。

施工後。
全体的に20cmの高さを付けて踏み台を設置しました。
物置の位置もその分高くなったので、靴などの出し入れがしやすくなったとのことです。

手摺りは、昇降しやすいよう2箇所取り付けいたしました。
手摺りを設置することで手の力も使って昇降ができ、転倒や転落の予防、また手摺りがあることで安心感を得ることができます。

高齢者は、加齢による筋力の低下で脚が上がりにくく、また物を掴む腕力も低下します。
加齢とともに体の機能が衰える老化現象は、誰にでも起こり避けられないものです。
弊社では、高齢になっても住み慣れた自分の家で、安心・安全に暮らし続けられるためのご提案をさせていただいております。
この度も、施主様、業者様のご協力のもと事故もなく無事施工終了することができました。
本当にありがとうございました。
手摺りの取り付け、段差解消、スロープ設置など介護リフォームのご相談は経験豊富な弊社まで。
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