〒514-0819 三重県津市高茶屋七丁目6番36号 有限会社 野瀬建築

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Mビル様、舗装のご依頼。

いつもありがとうございます、野瀬建築です。

Mビル様より舗装のご依頼をいただきました。

ビル裏庭の一角。

低木等の手入れが大変なので伐採したいのと、プロパンガス収納庫があるため段差や草地が邪魔になるので一部舗装してほしいとのことでした。

ビルのオーナー様である施主様はご高齢の為、雑草の手入れも段々と負担になってきているそうです。

先ずは、低木等を根から取り除きます。

木の根は、浅く広範囲に広がるようにして伸びていく特徴があり、細い庭木や低木でも地中の根っこは広範囲に張り巡らされてい

ることがあります。

次に、掘削(くっさく)という作業をします。

この作業はアスファルト舗装における下準備の段階で、ショベルカーで土を掘削して不要な土を取り除きます。

次に、砕石(さいせき)と呼ばれる大きな岩石をクラッシャー(粉砕機)で人工的に砕いて作ったものを地面に敷きならし、地盤

を整正します。

この砕石を敷く段階での出来の良さが、アスファルト舗装が完了したときの見栄えや強度に大きく影響を与えるため、転圧機で丁

寧にしっかりと締固めます。

次にアスファルトを敷いていきます。

アスファルトは、原油を精製したときに出る残留物の一種ですが、これを使うことで地面が平滑になり歩行やクルマの走行がしや

すくなるうえ、経年劣化にも強く長期間舗装がきれいに保てます。

道路等と違って機械での施工ができない小面積での場所は、「レーキ」と呼ばれるトンボのような工具を使って、手作業でアスファ

ルトを敷きならしていきます。

アスファルトの最初の敷きならし時の温度は140〜160度程度の熱さがあり、ドロドロとした粘性があるため、足元には気を付けな

ければいけません。

仕上げに転圧機で締め固めていきます。

アスファルトは油を多く含み100度を超える温度で運ばれてくるため、水で冷ましながら圧力を与えて固めていきます。

数回の転圧を繰り返し、70~90度位まで冷まします。

気温にもよりますが、2時間以上経って50度以下になるとアスファルト上を歩くことが出来ます。

アスカーブと呼ばれる縁石を自前の型で作成します。

アスカーブ(縁石)は、雨水を適切な方向に誘導して排水システム(側溝や排水口)に水を流しやすくします。

これにより、水たまりができにくくなり、舗装の劣化を防ぎます。

アスカーブ(縁石)。

草木がなくなって見晴らしも良くなり、地面がアスファルトになってプロパンガス入れ替えなどの作業もしやすくなるでしょう。

この度も、施主様、業者様のご協力のもと事故もなく無事施工終了することができました。

本当にありがとうございました。

リフォームのご相談は経験豊富な弊社まで。

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三重県津市高茶屋七丁目6番36号
フリーダイヤル 0120-34-1829

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