いつもありがとうございます、野瀬建築です。
K様邸より、エアコンクリーニングのご依頼をいただきました。
時期的なこともあり、週刊新聞三重タイムズに掲載している弊社のコラム記事で、エアコンクリーニングについて書かせてい
ただいた直後にお問合せいただきました。

施主様が、『ある日、フィルターの掃除をしようと内部をのぞいたら、カビで真っ黒だったのにはショックでした』とおっしゃ
っていました。
また、『電源を入れた瞬間に漂ってくるカビ臭も、これが原因だったんですね』とも。
そもそもエアコンは非常に複雑な構造をしていて、内部の清掃はご家庭では難しいのです。

洗浄前
長年の汚れやカビが付着しています。

洗浄後
エアコンで冷房運転をすると、空気を冷やす過程で必ず結露が発生します。
そして、結露によって発生した水分が本体内部を濡らすため、エアコン内部はどうしても湿度が高くなりやすく、カビの繁殖し
やすい環境になってしまいます。

洗浄前
エアコンは室内の空気を吸い込んで温度調整をするため、徐々に本体にホコリが溜まっていきます。
お掃除をせずに放っておくと、そこにカビが繁殖しやすく、エアコンの風と一緒にお部屋に放出されてしまうこともあります。

洗浄後
カビ予防をしたい場合は、冷房を使った後に送風で30分程度運転しておきましょう。
結露で湿った本体内部を乾燥させることができるので、カビが繁殖しにくい環境を維持することができます。

高圧洗浄機で流れ出た本体内部の汚れ。
ホームセンターなどではエアコン用の洗浄スプレーが売られていることもありますが、故障のリスクを考えると使わない方が
賢明です。
そもそも一般的なエアコンメーカーは、洗浄スプレーの使用を推奨しておらず、本体内部には精密な部品がたくさん使われて
いるため、故障や発火などの原因となる恐れもあります。
エアコン内部のお掃除をするには専門知識が必要になります。
クリーニングのご相談は弊社までご連絡ください。
リフォームのご相談は経験豊富な弊社まで。
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