いつもありがとうございます、野瀬建築です。
昨日に引き続き、台風に備えて足場の補強を行いました。
28日現在、台風10号接近前ですが東海地方の一部ではすでに記録的な大雨となっており、いつ災害が発生してもおかしくない状況のようです。
残念ながら自然災害は防げませんが、被害を最小限に抑えるための準備や備えは必要です。
『やらず』
やらずとは、足場の倒壊を防ぐために地面から単管を斜めに入れて突っ張りの役割をさせる措置です。
『やらず』とは、その場の勢いやなりゆきにまかせて他方に行かせないということから、支柱を倒さないという意味があるようです。
敷地内の面積によってやらずの組み立て方や角度が変わってきますが、規則の規定をもとに職人の経験値でしっかりと設置していきます。
『親綱』
親綱は、基本的に作業員が安全帯(落下防止安全ベルト)をかけるために設置する耐候性に優れたロープのことです。
また台風時の養生として、親綱の本数を増やして足場が現状以上に外に広がらないように引っ張って補強をします。
『壁つなぎ』
壁つなぎは足場を建物の壁に固定して足場の倒壊や変形を防ぎます。
このように、強風・台風時期の養生作業は、足場倒壊などの事故を起こさない為には非常に重要な作業となります。
非常に強い台風10号は、8月31日ごろ三重県に接近する可能性があります。
県内では大気の不安定な状態が続く見込みのようですので、最新の情報をもとに避難所や避難経路などの確認、周辺の危険な場所などについて把握しておいてください。
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