いつもありがとうございます、野瀬建築です。
N様邸、W様邸より、介護用手摺り取り付けのご依頼をいただきました。
N様邸、廊下の手摺り取り付けをいたしました。
92歳になるご主人ですが、杖は必要なものの歩行器を使わずお散歩に行かれるそうです。
高齢者の転倒は外で起こることもありますが、 実は、自宅の中で起こっていることが多いのをご存知ですか?
高齢者の転倒は外出時の慣れない環境で起おきやすいと思いがちですが、慣れている自宅の玄関、廊下、
浴室などでおこるケースが多いようです。
手摺りを取り付けることによって転倒を防ぎ、歩行や動作を円滑にして快適な日常生活を支える事が出
来ます。
ご本人様のご希望で廊下の両側に手摺りを設置しました。
施工前。
N様邸にて、ドアノブの付け替えもさせていただきました。
丸いドアノブは、握る握力がないと扉の開け閉めが困難です。
高齢になると、握力や手の筋力が低下して握るという動作が困難になる方も多くいらっしゃ
います。
施工後。
レバーハンドルにすることで、ドアの開け閉めが楽に出来るようになりました。
W様邸。
玄関アプローチの階段と引き戸横の手摺り設置に伺いました。
基本的にはご本人様立会いの下で設置位置等を決めていきますが、現在入院されているとの事なので
ご家族の方と一緒に手摺の位置を確認しながら決めていきます。
手摺りを設置する位置の基本的な高さはありますが、ご本人様の身長や使い勝手によってご希望の高さ
に調節させて頂くことも可能です。
W様の場合、身長が低いとの事なので基本より少し低い位置に設置させていただきました。
玄関先での転倒が多い要因の一つに、引き戸の敷居につまづくパターンが挙げられます。
高齢になると脚の筋力が弱くなって、ほんの少しの段差でもつまづいてしまうことがあります。
手摺りを付けることで、体を支えて安定した移動ができるようになります。
上記のような手摺り取付工事は、一定の条件をもとに介護保険の適用となり津市からの補助(工事費の一部)が受けられます。
条件としては、以下の2点が挙げられます。
● 介護保険の「要支援1か2」または「要介護1~5」をお持ちの方
● 自宅で生活をされている方
当てはまる場合は、住宅改善費の支給限度基準額20万円の範囲内で、9割が支給されます。
ただし、介護保険の負担割合が2割の方は8割、負担割合が3割の方は7割が支給対象です。
手摺り取り付けなど介護リフォームをご検討の方は、弊社までご相談ください。
介護リフォームのご相談は経験豊富な弊社まで。
介護リフォーム専門店 有限会社 野瀬建築
三重県津市高茶屋七丁目6番36号
フリーダイヤル 0120-34-1829