S様邸、リフォーム。

いつもありがとうございます、野瀬建築です。

S様邸より、外壁劣化の修正と窓ガラス張替えのご依頼をいただきました。

経年劣化による窓ガラスのひび割れが2枚ありました。

トップライトとも呼ばれる天窓は、光が届きにくい部屋の暗さを解消することができますが、手の届かない高さにあるためひび割れに気づきにくく、今回雨漏りをきっかけに知ったそうです。

また、外壁材と外壁材の隙間を埋めるコーキング材（シーリング材）の劣化も見られました。

結果、外壁コーキングの劣化と天窓のひび割れによる室内の雨漏りが見受けられました。

一般的に雨漏りというと屋根から発生するイメージが強いですが、実際には外壁からも雨漏りは発生します。

雨漏りに気づいていても、「日常生活に大した支障はないし、当面は放っておこう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、雨漏りは見つけたらスグに補修するのが鉄則です。

雨が降った日に屋根裏を確認したところ、かなりの雨漏りがありました。

雨漏りがはじまると、補修しない限り永続的に建物内部に水が入り続けることになります。そして、その被害は、生活に支障をきたすだけではありません。

雨水は家の内部にどんどん入り込むことにより、柱などの躯体を腐食させていきます。その結果、家の寿命を大きく縮めてしまいます。

また漏電の恐れもあり、最悪は火災の発生にもつながります。

全ての既存のコーキング材を剥がし、新たにコーキング材を埋めていきました。

コーキング材は弾力性を持たせる成分が含まれており、お家への水の浸入を防ぐだけでなく、地震などによる揺れの負担を緩和するなど非常に重要な役割を持っています。

雨漏りの原因になりやすい窓枠周りも、しっかりとコーキング材を埋めていきます。

雨風にさらされる外壁のコーキングの耐久年数は10～15年といわれているので、塗り替えの目安にしてしていただくと良いでしょう。

ひび割れていたガラスを張り替えました。

S様邸で使用されているワイヤー入りのガラスのは、火災などで過熱された場合にガラスが割れて飛び散るのを防ぐために設置されます。

今回のようなひび割れが起こる原因は、真夏や真冬のガラスに対する温度変化や、ガラス内部のワイヤーが雨水や結露により錆びてしまい、ガラス内部で膨張することによって起こるひび割れと思われます。

施工も無事終了し足場の撤去を終えたお昼時、現場近くにあるCony’s Cafe様でおにぎりとコロッケを購入しお昼ご飯にいただきました。

具だくさんのおにぎりは、具材はもちろんお米がとても美味しくて何個でもたべれます。

ジャガイモごろごろのコロッケもどこか懐かしい味でほっこりいたしました。

ごちそうさまでした。

この度も、施主様、業者様のご協力のもと、事故や怪我もなく施工を終了することができました。

本当にありがとうございました。

リフォームのご相談は経験豊富な弊社まで。

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