いつもありがとうございます、野瀬建築です。
いつも大変お世話になっているS寺様より、本堂内『余間』、『脇壇』のリフォームのご依頼を頂きました。
聞きなれない言葉ですが『余間』とは、御本尊を祀る本堂に隣接する左右の二つの部屋のこと。
そして『脇壇』とは、各余間にある祭壇となります。
施工前。
ご本尊に向かって右側にある『脇壇』。
一般的にいう『床の間』のように畳より若干、床板の上面を高くして格式を高めたものでした。
施工中。
今回は、更に高さを加えた脇壇にリフォームいたしました。
施工後。
高さが増したことによって、より一層格式が高くなりました。
施工前。
御本尊に向かって左側にある『脇壇』 。
湿度が高い時期は、膨張して膨れ上がっしまうためあえて隙間をつくります。
施工後。
こちらも、右側同様格式の高い脇壇になりました。
以前にもご紹介しましたが、 今回も使用する木材の欅(ケヤキ)に最終の仕上げとして糠袋で磨きをかけました。
乾煎りした米ぬかを布でくるんで床を磨くと、米ぬかの油分と蝋成分が表面をコーティングしてキズから保護してくれます。
また、木材の呼吸を妨げず調湿効果を保ち、防虫効果も期待できるんです。
内壁も新しく塗り替えし、全体的に明るくなりました。
住居を含む建物を使用している以上メンテナンスが必要となってきますが、そのタイミングに悩むのが実際のところです。
住居、建物のリフォームのご相談は、経験豊富な野瀬建築にお任せください。
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