いつもありがとうございます、野瀬建築です。

長年お世話になっておりますM様邸より雨漏り修繕のご依頼をいただき、確認に伺いました。

居間の天井にはシミが見られ、その根本的な原因をさまざまな要因を想定に調査いたしました。

天井にシミができる原因は様々で、雨漏りの場合もあれば、結露や給排水管のトラブル、ネズミなど動物の尿などのケースもあります

また雨漏りは多くの場合、屋根や屋上・外壁に不具合が起きて発生します。

雨漏りがある場合、雨の日に天井裏から漏れている音が聞こえたり、天井のシミが広がったりします。また、雨が止んでもしばらく天井が湿っています。

基本的に屋根からの雨漏りは、瓦がずれたり割れたりすると起こります。

また、屋根の「谷とい」や「雨押え」と呼ばれる板金部分の穴やコーキング剤が劣化して起こるケースもあります。

M様邸の屋根は、化粧スレートいうセメントなどを材料として作る板状の屋根材を使用されていました。

化粧スレートは、日本の住宅では特に人気がある屋根材で、工事価格が安く、瓦よりも軽くて耐震性が高いのがメリットです。

しかし、割れやすく雨漏りの心配から定期的に塗装が必要となってきます。

屋根本体を保持させるための屋根下地を野地板(のじいた)と言います。
野地板は屋根本体と同様、経年劣化し、雨水が屋根の内部に入り込んだ場合は腐食する恐れがあります。

屋根は屋根本体だけではなく、野地板を含めた計画的なメンテナンスが求められます。

屋根の張り替えに関しては施主様のご希望を伺った結果、ガルバリウム鋼板という屋根材を使用しました。

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛、シリコンによってメッキ加工された鋼板素材で、コストパフォーマンスに優れているため、金属の屋根材では最も人気があります。

ガルバリウム鋼板の屋根は、以下のようなメリットが挙げられます。

1.軽量で耐震性が高い 2.金属素材としては錆びにくい 3.防水性が高い 4.安価で工事ができる「カバー工法」に最適  5.複雑な形状の屋根にも対応できる
※カバー工法とは、現在の屋根に新しい屋根材を重ねて施工する安価な工事方法です。


また、以下のようなデメリットもあります。
1.キズが付きやすい 2.防音性が低い 3.塗装が必要

そして、シミが付いていた居間天井のクロスも張り替えをいたしました。

基本的に、壁紙や天井クロス張替えの目安は10年前後(生活環境・状況による)と言われています。

その中でも「天井」部分のクロス張替えは、部屋の雰囲気を大きく左右します。

壁紙の色次第で天井が高く見えたり、部屋を明るくさせたり、また落ち着いた空間を演出することもできます。

雨漏りは、住宅に深刻なダメージを与えます。

水を吸った住宅は腐敗しはじめ、結果的に家は強度が弱くなってしまい地震などが起こった時に倒壊してしまうことも十分に考えられます。

また、湿気を好むカビやシロアリの温床となり、アレルギーの原因となって家族の健康を害する要因となってしまいます。

さらに、電気配線や設備に雨が落ちてしまうと、漏電して火災の原因にもなります。

屋根の上は普段目にすることが無い分、劣化に気が付きにくく、気がついたら雨漏りが始まってしまったといったケースも珍しくはありません。

雨漏りの目安の一つとなる天井のシミが見受けられたら、お早めにご相談ください。

この度も、施主様、業者様のご協力のもと、事故や怪我もなく施工を終了することができました。

本当にありがとうございました。

リフォームのご相談は弊社まで。

【リフォーム専門店】
有限会社 野瀬建築
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