いつもありがとうございます、野瀬建築です。
T様邸より、手摺り取り付けとスロープ工事のご依頼を頂きました。
手摺りを設置する位置は、ご利用者様の身長や使い勝手、また廊下や出入り口付近など場所にもよって変わってきます。
写真のような出入り口付近は、縦の手摺りを取り付けると使い勝手が良いです。
体を近づけて手摺りを握った時の手の位置が肩の高さぐらいになるので、基本的に少し上の方に取り付けます。
トイレのような立ち座りが必要な場所は、上下動作なので縦手すりやL型手すりが有効です。
便器から手摺りを若干遠めに設置すれば、体の重心移動を利用して立てるので 力学的には立ちやすくなります。逆に便器に近すぎると腕力に頼ることになり手すり効果を発揮できません。 立ち上がったときに手すりが背中の方にまわり肩に負担が掛かります。
手摺りの設置場所は、施主様とご利用者様と確認しながら取り付けさせていただきました。
和室と廊下の敷居の分、段差が出てしまっています。
年齢と共に、筋力の低下や、歩行障害、視力の衰えなどさまざま要因が重なってバランスを保ちにくくなり、ほんの少しの段差が転倒を招いてしまう恐れがあります。
市販のスロープは、高さ、長さ、角度が決まっているものが多く、綺麗に収まる物がなかなかありません。
弊社では、ミリ単位で寸法を図り木材でピッタリサイズの特注スロープをお造りします。
スロープで段差を無くせば、車椅子での室内移動も可能になります。
今回のような手摺りの取り付けや段差の解消など対象となる工事について住宅改修が必要と認められた場合、住宅改修費が限度基準額20万円(10割の額)を上限とし、費用の9割(一定所得者は8割または7割)が支給されます。
介護保険適用の住宅改修、リフォームのご相談は弊社までご連絡ください。
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