いつもありがとうございます、野瀬建築です。
施主様邸のリフォームで使用する『芯持ち材・しんもちざい』と呼ばれる木材を天日干ししています。
天日干しで時間をかけて樹脂だけを残し乾燥させ、わざと木の捻り(変形)を出すことにより、使用後の経年による割れや曲がりを防ぐ事ができます。
『芯持ち材』とは丸太の中心の「芯」を持っている(入っている)材のこと。
木材は一本の丸太から角材を取っていきますが、切る場所によって用途や名称が違い、大きく分けて『芯持ち材・しんもちざい』と『芯去り材・しんしゃりざい』に分かれます。
『芯持ち材』は、強度もあり柱や桁・梁・土台等の建物の基礎となる構造材として使われます。
国産の杉・桧であれば芯持ち材はありますが、最近増えている輸入材には大きな木を製材して木材を作る為、芯持ち材はほとんどありません。
また一本の木から生産される量が限られるので貴重です。
『芯去り材』は芯が去った状態、つまり芯がない材のことです。
こちらは、木目が綺麗に出るので和室の窓枠や建具など化粧材として使われることが多いです。
今回この『芯去り材』は、施主様邸で、根太(ねだ)として使用します。
根太とは、床板を貼るのに必要となる下地材で、根太の中心に芯がくるよう製材された芯持ち材を使います。
耐久性に強く、腐りにくく、強度が高く、床鳴りも防ぐことができる床になります。
長年の経験と知識から、ひと工夫、ふた工夫する事により、施主様の大切な住まいを守るお手伝いをさせていただいております。
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