いつもありがとうございます、野瀬建築です。
H様邸より、駐車場拡張のご依頼をいただきました。
木や草が生い茂っています。
庭は、少しでも手入れを怠ると直ぐに雑草が増えたり害虫がつくため、日々の手入れは欠かせません。
こうした作業は高齢者に限らず、働き世代にとっても重労働の作業となります。
高齢になればなるほど、家の管理をするだけでも大変ですし、庭木の世話までとなると手が回らなくなるのが現実のようです。
また最近では、近隣からの枯れ葉や落ち葉に関する苦情が増えていて、県や市、自治体でも問題になっているようです。
このようなことから、この度は施主様よりお庭を駐車場にリフォームしてほしいというご依頼でした。
先ずは、木やブロック塀、フェンス等を撤去を行い、周囲の高さと合わせるため表面の土を重機で鋤取ります。
鋤取った土は法令に従い、地域指定の処分場に適切に廃棄を行ないます。
コンクリート施工後の沈下を防ぐため、また施工面を均一に平坦にするため、砕石と呼ばれる砕いた石を敷きます。
さらに転圧機と呼ばれる機械を使って地盤の下地としての砕石を敷固めます。
雨が降った場合に水たまりができないよう下水桝などの高さも考慮して、勾配(平らな場所に設けるわずかな傾斜)を取ります。
勾配を取ることによって雨水がコンクリート表面を伝って、排水溝へ流れていきます。
この勾配(傾斜)が不足していると、雨水を排水できずに水たまりができてしまいます。
施主様とのコミュニケーションは欠かせません。
施工中のトラブルの多くは、施主様とのコミュニケーション不足によるものが殆どです。
弊社ではお客様が話しやすく、ちょっとした要望や悩みなど、何でもお気軽にご相談していただけるように心がけております。
コンクリートの強度を上げるために溶接金網をコンクリート打設する箇所に張り巡らせます。
鉄筋は均一の高さに埋め込めるようスペーサーブロックと呼ばれる四角いコンクリートブロックを使用します。
コンクリートを流し込みます。
コンクリート打設後1~3日で表面は固まりますが、気温などによりコンクリート全体が硬化するまでに養生期間として数日を要します。
駐車スペースが増え、これで来客にも対応できます。
家屋の外観を遮るものもなくなり大変スッキリいたしました。
また画像では見えませんが、コンクリートの表面は刷毛引き仕上げといってホウキで掃いたような刷毛目(はけめ)を付けました。
表面をわざとザラザラに仕上げることによって、雨や雪の日にも滑ることがないので安心です。
この度も、施主様、業者様のご協力のもと、事故や怪我もなく施工を終了することができました。
本当にありがとうございました。
リフォームのご相談は弊社まで。
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