いつもありがとうございます、野瀬建築です。
桜も満開の時期を終え、いつのまにか葉桜の季節となりました。
束の間、桜並木にてnoken(野犬)ちゃんとお散歩です。
今年は、新型コロナウィルスの影響でお花見どころではありませんでした。
来年は、全国の皆さまが桜の木の下で笑顔でいれるよう一日も早い収束を願っております。
ところで、 最近では日曜大工=DIYがとても人気で趣味にされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、そんなDIYの意外な落とし穴について触れてみたいと思います。
もともとDIYとは、アクセサリーやインテリア作りに限らず 、「自分で何かやろう」という気持ちを周りの人に広めていく精神そのものを指します。ただし今回は、専門業者でない方がご自宅のリフォームとして自分で作ったり修繕したりすることとしてお話させていただきます。
DIYは、自分好みのインテリアや空間を楽しみながら作ることができます。場合によっては、コストを抑えることができるかもしれません。
しかし専門家ではない方のDIYでは、危険をともなったり、改めての修繕が必要となり結果的に費用もかかる場合も少なくはありません。
例えば、外壁塗装。
長年の汚れを落とすレベルの高圧洗浄→ 養生→ 下地の補修→塗装( 下塗り、中塗り、上塗り )などきめ細やかな作業が必要になってきます。
塗りムラや塗膜不良を起こすと、結果的に耐久性にも影響してしまいます。
そして、取り上げることが多い雨漏りもそう。
雨が漏るからと、その場しのぎで闇雲に蓋をしても根本的な原因を取り除かない限りは雨漏りを悪化させてしまうだけ。
最終的にプロに任せた時には、より手間、時間、費用がかさむことになりかねます。
また、 建物を改造する場合は市区町村に届け出が必要な場合があります。建築会社などに依頼する場合は、申告も含めた施工になります。
いつのまにか法律違反をおかしていたということになりかねません。
そして、画像のクロス張替え。
クロスを貼り付ける時の継ぎ目による見栄えや、カッターの絶妙な使い方ひとつで耐久性が変わってきます。
場合によっては「これまでの材料」と「DIYで使った材料」が化学変化を起こして、より深刻な状況になってしまう可能性もあります。
インテリアのDIYは別として、ご自宅の内装外装のリフォームはどんなところを直すにしても、専門的な知識が必要です。
リフォームをお考えの方、まずはご相談を。
有限会社 野瀬建築
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